大会概要
2018年12月12日から16日にかけて、オーストラリア・ビクトリア州トーキーのポイント・デンジャーにて、2018 GKAカイトサーフ・ワールドツアーの最終戦が開催された。本大会はウェーブライディングとストラップレス・フリースタイルを組み合わせた複合競技であり、2018年の年間ワールドチャンピオンを決定する重要なタイトルマッチとして位置づけられた。
コンディションと大会の進行
競技は、グレートオーシャンロード地域特有の冷たい水温、強風、そして南極海からの重いうねりという難易度の高いコンディションで行われた。実況を務めるジョー・シアストゥラが、この国が持つ豊かなサーフィンの歴史を感じさせると語ったように、トーキーはまさに最終戦にふさわしい舞台であった。
大会序盤は風と波に恵まれず、初日はメインイベントを進行できなかった。3日目にはオンショアの微風が吹いたものの、非常に難しいコンディションであった。しかし、決勝が行われた4日目は劇的な展開を見せた。過酷な1日の終わりに訪れたドラマチックな状況は、現場から次のように伝えられている。
「我々は朝5時からここにいる。雨や曇りを経て、最終的には太陽が現れ、完璧なクロスオフショアと美しい夕日という、決勝にふさわしい素晴らしいコンディションに恵まれた」
— ジョー・シアストゥラ
数日間の風待ちを強いられた選手たちの間には、特有の緊張感と安堵が入り交じっていた。競技再開後、ある選手は次のように心境を吐露している。
「ようやく水上に出られて嬉しい。ここ数日は待機が続き、タフな状況だったが、ようやく風が吹き、まともなヒートをこなして勝ち上がれたことに安堵している」
— ケアヒ・デ・アボイティス
注目のパフォーマンス
地元オーストラリアのライダーが多数参戦し、世界のトップライダーと激闘を繰り広げた。中でもローカルのボー・ピルグリムは観客に向けて素晴らしいパフォーマンスを披露した。また、ケアヒ・デ・アボイティスはウェーブライディングにおいて、大会を通じた最高得点である8.1を記録した。
大会結果を表示(ネタバレ注意)
男子大会結果
- 優勝: ケアヒ・デ・アボイティス
- 2位: アイルトン・コッツォリーノ
女子大会結果
- 優勝: ヤルー・ランゲレー
- 2位: カルラ・エレーラ・オリア
- 3位: ヨハンナ・カタリーナ・エディン
- 4位: ジェニー・ミルトン
2018年 GKAカイトサーフ・ワールドチャンピオン
本大会終了時の累計ポイントに基づき、以下の選手が2018年の年間王者に戴冠した。
- 男子: アイルトン・コッツォリーノ
- 女子: ヤルー・ランゲレー
