概要
ザック・アダムス(Zac Adams)は、アメリカ・オレゴン州フッドリバー出身のプロカイトボーダーである。わずか16歳にして世界最高峰のビッグエアー大会「Red Bull King of the Air」への出場を果たし、アメリカ本土出身のライダーとしてNew School Big Airの次世代を担う存在として頭角を現した。Slingshotのチームライダーとして活躍し、「Code」や「Era」といったギアを武器に限界を突破するようなビッグジャンプを見せる。尽きることのないエネルギーが持ち味であり、世界トップクラスの舞台でもプレッシャーを感じず、常にアグレッシブで革新的な戦いを繰り広げている。
キャリアとスタイル
年齢の若さを感じさせない堂々とした態度と、「TO THE MOON!」の精神でSend it!を体現するスタイルを持つ。特に高度なカイトループにボードフリップを組み合わせた高難易度トリックを得意としており、大会ではこれまでにない進化形のメガループを見せつける。競技中も常に「go hamm」な姿勢を崩さず、そのエキサイティングなライディングは観客やジャッジを魅了してやまない。
「ただブン投げたら、ボードが勝手に返ってきたんだ!」
— Zac Adams
大会結果を表示(ネタバレ注意)
2024年のRed Bull King of the Airでは、16歳の最年少ライダーとして出場を果たした。大会史上初となる「カイトループ・レイトバックロール・ダブルボードフリップ」をメイクし、見事に「Mystic Most Extreme Move」を受賞した。
続く2025年の同大会では、ラウンド2で2連覇中の王者であるアンドレア・プリンチピと激突。クアドラプル(4回転)ボードスピンを取り入れたループロテーション(Zack Attack)を決め、28.14対25.69のスコアで大金星を挙げた。この劇的な勝利によりセミファイナル進出という快挙を成し遂げた。
セミファイナルでは、コーハン・ファン・ダイクとの「師弟対決」が実現した。互いに全力を尽くす激しいヒートとなり、結果的にCohanが決勝へと駒を進めたが、敗退後もCohanの勝利を心から祝福し、互いの健闘を称え合う姿は大会のハイライトの一つとして語り継がれている。
