フランチェスカ・マイニ

概要

イギリスとイタリアのミックスというルーツを持つ、イギリス・ハーンベイ出身のプロカイトボーダー。Big Airシーンにおいて圧倒的な高さを誇り、「A Queen is Born」のフレーズと共に2024年の第1回Red Bull King of the Air女子部門の初代女王に輝いたトップライダーである。

キャリア

海が目の前にあるハーンベイで育ち、10歳の時に父親の手ほどきで兄と共にカイトサーフィンを始める。兄弟との切磋拓磨の中で実力をつけ、2019年にレースフォイル競技からキャリアをスタートさせたが、後に彼女の真の才能はBig Airで開花することになる。

強風下での思い切りの良さと圧倒的な高さを武器に世界のトップシーンへ躍り出ると、BAKL(Big Air Kite League)の大会では、女性として史上初となる「ダブルループ」をコンペティションでメイクし、カイト界に衝撃を与えた。

そして迎えた2024年12月、ケープタウンで開催されたRed Bull King of the Air(KOTA)にて、記念すべき第1回女子部門に出場。過酷な「ケープドクター(Cape Doctor)」の強風のなか、カイトループ・ボードオフや見事なブギーループなどを完璧に決め、歴史的な「初代女王(Queen of the Air)」の座を勝ち取った。

スポンサー・所属ブランド

メインスポンサーとしてNorth KiteboardingおよびMysticと契約。Northの代表的Big AirカイトであるOrbitやAtmosボードを愛用している。

パーソナリティと交友関係

常に笑顔で闘志あふれるポジティブなキャラクターであり、プライベートでは他のカイトボーダーやサーファーたちと9人でシェアハウス生活を送っている。

同じイギリス出身のトップライダーであるEllie Aldridge(エリー・オールドリッジ)とは、共にイギリスを代表する女性ライダーとしてBKSA(英国カイトサーフィン協会)の活動等でも名を連ねる仲である。Ellieがオリンピックのレースで、FrancescaがKOTA(ビッグエア)でそれぞれ世界の頂点に立ち、イギリスの女性カイトシーンを力強く牽引するロールモデルとなっている。

名言・エピソード

「I still can’t believe I’m the first woman to land the double loop. It’s funny because I remember saying to my boyfriend a few months before, “I’m going to do the double loop in the competition, and I want to be the first woman to do it”.」

— フランチェスカ・マイニ

(自分がダブルループをメイクした最初の女性だなんて、まだ信じられない。数ヶ月前にボーイフレンドに「大会でダブルループをやるつもりだし、絶対に最初の女性になりたいんだ」って言っていたから、なんだか面白いわ。)

The Queen’s Parade(ロンドン凱旋パレード)
彼女の初代KOTA女王戴冠の裏には、カイトコミュニティの熱狂的なサポートがあった。世界最大のカイト系Podcast番組『Kitesurf365』のホストであるエイドリアン・カーとコリン・コリン・キャロル(Portrait Kite)は、「もしフランチェスカがKOTAで優勝して初代女王になったら、2階建てバスを貸し切ってパレードをする」と公約。見事優勝を果たした後、彼らは有言実行で「England Has A New Queen」と大々的にラッピングした2階建てバスを手配し、彼女の勝利を祝してロンドンの街を走行する凱旋ツアー(London Tour)を敢行したという、伝説的なエピソードがある。

大会結果

  • 2022年: BAKL Cape Town 優勝
  • 2024年: Red Bull King of the Air (Women’s Division) 優勝
最新の大会結果を表示(ネタバレ注意)
  • 2025年: GKA Big Air World Cup Lords of Tram 準優勝
  • 2025年: Red Bull Megaloop 出場(女性初開催)
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