Oswald Smith

概要

オズワルド・スミス(Oswald Smith / 愛称:オジー)は、南アフリカ共和国出身のプロカイトサーファーである。過激なエクストリームスポーツ集団「Dirty Habits」のコアメンバーとしても知られ、大会での安全な勝利よりも自身のスタイルを重視する姿勢から、多くのファンを魅了し続けるシーンのヒーローである。

キャリア

彼の本来のメインディシプリンは「フリースタイル」と「ビッグエア」であるが、キャリアを通じて他分野でも予測不能な結果を残してきた。彼が世界の頂点に最も近づいた大会の一つが、2013年の「PKRA Fuerteventura大会」におけるスラローム競技である。最終日を前に首位に浮上するという意外な展開を見せ、最終レースのフィニッシュ直前、ジュリアン・ケルナーとのフルスピードでのデッドヒートの末にクラッシュを喫する。それでも諦めずに水面をボディドラッグしながら執念でフィニッシュラインに突っ込み、わずか10cm差で後続を抑え、見事に総合2位という劇的な結果を残した。

その多彩さは波乗り(ウェーブ)においても発揮された。2019年の「GKA Mauritius」では、ウェーブ部門のシングル・エリミネーションで3位表彰台を獲得。その後のヒートでセバスチャン・リベイロらに阻まれ、総合結果は4位となった。また同大会では、フリースタイル部門でもクオーターファイナル(ベスト8)に進出する活躍を見せている。

地元ケープタウンで開催されるビッグエアの祭典KOTA(Red Bull King of the Air)には、2014年に初出場を果たし、「お馴染みの爆弾(firecracker)ライダー」として異彩を放ってきた。2018年大会では当日の朝に補欠からの急遽出場を告げられるスリリングな形で参戦し、ラウンド2でヤネック(Janek)に勝利してベスト12入り。2020年大会では前年のトップ9の実績に基づき、自動シード枠でエントリーされた。

スポンサー・所属ブランド

長くAirushの顔として活躍してきたが、その後North Kiteboardingへ電撃移籍を果たした。また、Mysticなどのサポートも受けている。

パーソナリティと交友関係

KOTAにおいては、空中でボードを足から外す「ボードオフ」が主流になりつつある中、オジーは頑なにブーツ(バインディング)を着用するスタイルを貫いている。ボードを脱げないハンデを背負いながらも、メガループ中にアンフックして背中越しにバーをパスする「メガループKGB」や「カンフー・パス」など、極めて難易度の高い大技(ハンドル・パス)に挑み続ける。2017年のKOTAでは、この「クンフー・ハンドル・パス」で「Mystic Best Move」賞を獲得した。勝利よりも自らのスタイルを表現するそのストロングな姿勢が、ジャッジと観客を熱狂させている。

名言・エピソード

「今日の初めは2位で、最終戦の1つ前のレースで1位になったんだ。だからトップの座を維持しようと必死だったけれど、最後のレースで上手くいかなかった。だからめちゃくちゃ悔しいけど、でもPKRAで初の表彰台に立てて最高だよ。コンディションは本当にタフだったけれどね……」

— Oswald Smith

2013年PKRA Fuerteventura大会で、クラッシュしながらも執念のボディドラッグでフィニッシュし、10cm差で総合2位を勝ち取った後のインタビュー。

大会結果

2013年 PKRA Fuerteventura:スラローム 総合2位

2014年 Red Bull King of the Air:初出場

2017年 Red Bull King of the Air:Mystic Best Move賞獲得

2018年 Red Bull King of the Air:ベスト12(ラウンド3進出)

2019年 Red Bull King of the Air:トップ9

2019年 GKA Mauritius:ウェーブ4位(シングル・エリミネーション3位) / フリースタイル ベスト8

検索用エイリアス: Oswald Smith, OswaldSmith, オズワルド・スミス, オズワルドスミス

上部へスクロール