概要
「波は本当に完璧だった。海の中にいられて、しかも本当に良い友達と競い合えて最高にエキサイトしたよ。少なくともお互いに良いチャンスがあった。僕が求めているのはそれだけさ、チャンスさえあればね」
2026年のGKAワールドツアー開幕戦として、カーボベルデのサール島・ポンタ・プレタ(Ponta Preta)で開催された大会である。自然の気まぐれにより、決勝戦が行われないまま同率優勝という結末を迎えた。
開催地とコンディション
ポンタ・プレタは通常、パーフェクトな右に割れるホロー(中空)な波と強烈な貿易風で知られている。しかし2026年大会の予報は軽いそよ風と一貫しないセット(波)というものであり、極端な微風とうねりの乱れによって競技進行を左右される厳しいコンディションとなった。激しい風と終わりのないうねりの代わりに軽いそよ風が吹き、単純に決勝を行うだけの時間が残されない事態へと発展した。
フォーマットと出場選手
男子部門には、ジェームズ・カルー、セバスチャン・リベイロ、ガブリエル・ベネトン、マチュ・ロペスらに加え、アイルトン・コッツォリーノ、アーター・モレイス、ヘンドリック・ウィツチ、ウッドリー・ホールらが参戦した。一方で女子部門は、コンディションの悪化により競技を続行することができず、キャンセルとなった。
ハイライト・名勝負
セバスチャン・リベイロは本大会へ向けて並々ならぬ執念を見せていた。前年11月中旬から誰よりも早く現地入りし猛特訓を重ねており、「これまでのキャリアの中でこれほどハードにトレーニングしたことはなかった」と語るほどであった。その成果は準決勝で発揮され、地元の強豪マチュ・ロペスを相手に終盤で8.97のハイスコアを叩き出し、トータル15.97対12.17で圧倒して決勝へ駒を進めた。
もう一方の準決勝からはジェームズ・カルーが勝ち上がり、両者による決勝戦が行われる予定であった。しかし、風が極端に弱まり日没が迫ったため、決勝を行う時間が残されておらず中止という決断が下された。その結果、ジェームズ・カルーとセバスチャン・リベイロの2人が同率1位を分け合う形で幕を閉じた。
大会期間中には「マザーフッド・オン・ツアー(Motherhood on the tour)」として、ツアーを回る母親アスリートたちに焦点を当てたトピックも扱われた。マヌエラ・ジャンゴは「私がどこかへ行くと、みんなが『子供はどうしているの?』と言います。私のパートナーは一年中世界を旅していますが、誰も彼には『なぜ家族と一緒にいないの?』とは聞きません」と語り、母親選手に向けられる社会のダブルスタンダードについて言及した。競技と育児を両立させる彼女たちの姿が、一つのテーマとして発信されている。
大会の詳細結果を表示(ネタバレ注意)
【男子部門(Men’s Division)】
1位:ジェームズ・カルー(AUS) /セバスチャン・リベイロ(BRA) ※同率優勝
3位:ガブリエル・ベネトン(BRA) /マチュ・ロペス(CPV/ESP) ※同率3位
【女子部門(Women’s Division)】
競技キャンセル
検索用エイリアス: 2026 GKA Kitesurf World Cup Cape Verde, 2026GKAKitesurfWorldCupCapeVerde
