概要
「戦略は、セットの波を見つけようとし続けることと、可能な限り限界までプッシュすること。幸運なことに、これまでのすべてのヒートでたくさんの波が入ってきてくれたから、次のヒートでもそのまま波が続いてくれることを願っているわ。」
ハワイ・オアフ島のノースショア出身のプロカイトサーファー。フリースタイルとウェーブの両立を目指す選手が多い中、「100%波乗り(100% waves)」に特化した純粋なウェーブ・カイトサーフィンの絶対的クイーンとしてGKAウェーブ・ツアーを支配している。
キャリア
父親であるリチャード・ホワイト(Richard Whyte)はハワイの「Backyards」で活躍したウィンドサーフィンのレジェンドであり、彼女にもサーフィンのDNAが脈々と受け継がれている。
2013年にKSPワールドツアーで初の世界王者に輝く。連覇を狙った2018年は、開幕戦のカーボベルデ大会で見事優勝を飾ったものの、シーズン途中で背中の椎間板ヘルニア(bulging disc)という深刻な怪我を負い、無念のツアー離脱(年間5位)となった。
しかし、2019年に見事な復活を遂げ、GKA年間世界王座を奪還。その後も怪我等により4年間のツアー離脱を経験したが、復帰戦となった2023年カーボベルデ大会の決勝(カプシン・デラノワ戦)において、2本の波でそれぞれ10.0点(満点)を獲得。競技史上類を見ない「パーフェクト20(20点満点)」を叩き出して劇的な優勝を飾った。
同シーズンのブラジル・サクアレマ大会でも連続優勝を果たしている。また、カイトサーフィンのみならず、GWAウィングフォイル・ウェーブ世界選手権にも出場して世界王者を獲得し、2つの異なる風系ウォータースポーツのウェーブ競技で同時に頂点に立つという偉業(ダブル・ワミー)を成し遂げている。
スポンサー・所属ブランド
長年にわたりCabrinha(カブリナ)の看板ライダーとして活躍してきたが、その後F-ONEへと移籍し、新たなギアで再び世界タイトルを獲得している。
パーソナリティと交友関係
パートナーは同じくカイトボードとスタンドアップパドル(SUP)のマルチアスリートで世界王者でもあるケアヒ・デ・アボイティス(Keahi de Aboitiz)であり、共に世界中を旅して波を追いかけている。
ライディングにおける最大の武器は、流れるようなライン(Flow)である。波の最もクリティカルなセクション(スイートスポット)で完璧なタイミングのターンを刻み、トップからボトムへシームレスにセクションを繋ぐレール・トゥ・レールのサーフィンは、女性ライダーの中で群を抜いている。
名言・エピソード
怪我による4年間の離脱を経て、カーボベルデの大会に復帰した理由について:
「ただこのイベントが大好きなの。カーボベルデを愛しているわ。ここでたくさんの素晴らしいセッションをしてきたし、素晴らしい大会もいくつか経験してきたから。」
— Moona Whyte
「パーフェクト20」を叩き出し、優勝を決めた直後のビーチでの歓喜:
「あのスコア、本当に信じられない。あとで映像を見返さなきゃいけないわね。でも、海の上は最高だった。すごく良い波がたくさん来ていて、海面もとてもクリーンだった。風も強かったし、ええ、本当に楽しかったわ。」
— Moona Whyte
復帰したシーズン、ブラジル・サクアレマ大会で連続優勝を果たした際:
「ええ、この2つの勝利のおかげで、ツアーを最後まで回りきりたいという気持ちに本当になったわ。もうすでに半分まで来ているし、この結果にすごく興奮している。次の大会に向けてトレーニングを続けなきゃね。」
— Moona Whyte
大会結果
2013年:KSP ワールドツアー 世界王者
2018年:GKA カイトサーフ 開幕戦カーボベルデ大会 優勝(※負傷により年間5位)
2019年:GKA カイトサーフ年間世界王者
2023年:GKA Surf Tour カーボベルデ大会(Punta Preta) 優勝(パーフェクト20達成)
2023年:GKA Surf Tour ブラジル・サクアレマ大会 優勝
2023年:GWA ウィングフォイル・ウェーブ世界選手権 優勝
検索用エイリアス: Moona Whyte, MoonaWhyte, ムーナ・ホワイト, ムーナホワイト
