スイッチスタンス(Switch Stance)とは、ボードスポーツにおいて、本来の得意な構え(メインスタンス)とは左右の足を逆にして滑走、またはトリック(技)を行うことである。レギュラースタンスのライダーが右足を前に、グーフィースタンスのライダーが左足を前にしてライディングする状態を指し、単に「スイッチスタンス」とも呼ばれる。
カイトサーフィンなどの競技において、スイッチ・スタンスでの演技はスコア(点数)を伸ばす上で極めて大きな優位性を持つ。利き足ではない側でのボードコントロールやジャンプの踏み切りは技術的難易度が跳ね上がるため、ジャッジ(審判)から「難易度(Technical Difficulty)」や「リスク要素」として高く評価され、高得点に直結する。特に、左右両方向(ポート・タックとスターボード・タック)でのトリックの完成度や多様性が厳しく審査されるフリースタイルやビッグエアの大会では、メインとスイッチスタンスの双方で同等レベルの難易度の技を繰り出せるライダーが、総合得点で圧倒的なアドバンテージを握ることとなる。
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