2019 GKA Freestyle World Cup Fuerteventura

概要

2019 GKA Freestyle World Cup Fuerteventuraは、スペイン・フェルテベントゥラ島のソトベントで開催された歴史あるウインドサーフィン&カイトサーフィン・ワールドカップの第34回大会の一環として行われた。本大会はGKAカイトワールドツアーにおけるフリースタイル種目の公式戦として、世界最高峰の戦いが繰り広げられた。

開催地とコンディション

風速30から35ノット、最大突風は35ノット以上に達する猛烈な爆風(nuking)かつガスティ(突風)なコンディションとなった。女子選手たちは5mから7mの最小サイズのカイトを使用し、激しいクラッシュの恐怖に耐えながら戦う過酷なサバイバル戦を強いられた。

フォーマットと出場選手

世界ツアーのランキングポイントが付与される公式メイン種目は「ツインチップ・フリースタイル」のみの単一ディシプリン大会であった。一方で、ストラップレスのプロライダーたちは、大会期間中に併設された特別イベント「Big Air Invitational(招待制ビッグエア)」および「Best Trick Super Session」のためだけに、エキシビションゲストとして特別に招かれていた。これにより、ツインチップとストラップレスが融合する新たな試みが観客を沸かせた。

ハイライト・名勝負

男子部門では、「ラ・パンテラ・ネグラ(ブラックパンサー)」の異名をとるドミニカ共和国のアデウリ・コルニエルが、その圧倒的な身体能力をいかんなく発揮。爆風のなかでパワー溢れる圧巻のトリックを連発し、自身初となるGKAイベント優勝という記念すべき偉業を達成した。スイスのマクシム・シャブローが僅差で2位に食い込み、3位にはイタリアのジャンマリア・コッコルートが入った。

女子部門は波乱の展開となった。無敵の強さを誇る女王ミカイリ・ソルが、決勝ヒート中に耳を負傷するアクシデントに見舞われ、順位に大きく影響して3位に終わった。過酷なコンディションのなか、圧倒的な安定感を見せたチェコのポーラ・ノボツナがキャリア初のフリースタイルツアー優勝を飾り、2位にはオランダのピッパ・ヴァン・イアーセルが入った。

大会最終日の「Best Trick Super Session」では、女子はピッパ・ヴァン・イアーセルが7mカイトでの凄まじいメガループをメイクして優勝をさらった。男子ツインチップはフランスのアーター・ギユベール、男子ストラップレスはスペインのキコ・ロイグ・トレスがそれぞれ勝利を収めた。さらに、ツインチップとストラップレスのライダーが混合でチームを組んだ「Big Air Invitational」チーム戦では、オズワルド・スミス、キコ・ロイグ・トレス、ホセリート・デル・ロザリオリース・マイヤーズコウのチームが優勝を飾った。

大会の詳細結果

男子フリースタイル(ツインチップ)部門最終結果

  • 1位:アデウリ・コルニエル(ドミニカ共和国)
  • 2位:マクシム・シャブロー(スイス)
  • 3位:ジャンマリア・コッコルート(イタリア)
  • 4位:カルロス・マリオ(ブラジル)

女子フリースタイル(ツインチップ)部門最終結果

  • 1位:Paula Novotná(チェコ)
  • 2位:ピッパ・ヴァン・イアーセル(オランダ)
  • 3位:ミカイリ・ソル(ブラジル)
  • 4位:ブルーナ・カジヤ(ブラジル)

Best Trick Super Session 優勝者

  • 男子ツインチップ部門:アーター・ギユベール(フランス)
  • 男子ストラップレス部門:キコ・ロイグ・トレス(スペイン)
  • 女子ツインチップ部門:ピッパ・ヴァン・イアーセル(オランダ)

Big Air Invitational(チーム戦)優勝チーム

  • Oswald Smith / Kiko Roig Torres / Joselito Del Rosario / Reece Myerscough

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