概要
2019年のGKA Kite-Surf World Cup Syltは、カイトボードにおいてヨーロッパ最大級の市場であるドイツのズルト島で、史上初めて開催された歴史的なGKAカイトサーフイベントである。
開催地とコンディション
北海の気候としては極めて珍しく、大会は素晴らしい晴天とうねり、良好な風の予報の中で幕を開けた。大会期間中も3日間にわたり良好なサイドオンショアの風とうねりに恵まれ、絶好のコンディションとなった。
フォーマットと出場選手
競技は、ウェーブライディングとストラップレス・フリースタイルのトリックを融合させた「ミックスフォーマット」で実施され、審査比率はストラップレス・フリースタイルが60%に設定された。
出場選手においては波乱含みのスタートとなった。女子部門では当時のトップ3であるヤルー・ランゲレー、ムーナ・ホワイト、ヨハンナ・カタリーナ・エディンが揃って欠場するという異例の事態が発生し、シャルロット・カルペンティエやカルラ・エレラ・オリアらにとって世界ランキングを上げる千載一遇のチャンスとなった。一方の男子部門でも、優勝候補筆頭のマチュ・ロペスが肩の負傷で欠場し、世界ランク6位のセバスチャン・リベイロも不在だったため、大混戦が予想された。
ハイライト・名勝負
ダブル・エリミネーション(敗者復活戦)は前日から暗くなるまでぶっ続けで行われる過酷なスケジュールとなり、2日目の終了時点までに男女ともにベスト8が出揃うスピーディな進行となった。
女子部門では、カルラ・エレラ・オリアが他を圧倒した。安定したトーサイド(つま先側)でのライディングにテクニカルなトリックを完璧に融合させ、シングル・エリミネーション、ダブル・エリミネーション、さらにスーパーセッションまですべてを完全制覇する活躍を見せた。男子部門でもアイルトン・コッツォリーノがシングル・ダブル共に優勝を果たし、王者の貫禄を見せつけた。
なお、ズルト島での激闘が終わった直後、選手たちにはわずか1日しか猶予がなく、すぐにヨーロッパの反対側に位置するスペイン・タリファ大会への過酷な大移動を強いられている。
大会の詳細結果を表示(ネタバレ注意)
男子 Kite-Surf(ストラップレス)部門
- 1位:アイルトン・コッツォリーノ(カーボベルデ)
- 2位:ジェームズ・カルー(オーストラリア)
- 3位:ミトゥ・モンテイロ(カーボベルデ)
- 4位:サイモン・ジューステン(バルバドス)
- 5位:ジャン・マルコス・リベラス(ドミニカ共和国)
女子 Kite-Surf(ストラップレス)部門
- 1位:カルラ・エレラ・オリア(スペイン)
- 2位:シャルロット・カルペンティエ(フランス)
- 3位:スザンヌ・シュバルツトラウベル(ドイツ)
- 4位:ペリ・ロバーツ(オーストラリア)
- 5位:カプシン・デラノワ(フランス)
Strapless Freestyle Super Session 男子
- 1位:アイルトン・コッツォリーノ
- 2位:サイモン・ジューステン
- 3位:パウリーノ・ペレイラ
Strapless Freestyle Super Session 女子
- 1位:カルラ・エレラ・オリア
- 2位:シャルロット・カルペンティエ
- 3位:スザンヌ・シュバルツトラウベル
検索用エイリアス: 【2019年】ドイツ・ズルト: GKA Kite-Surf World Cup Sylt, 【2019年】ドイツズルト:GKAKite-SurfWorldCupSylt
