概要
大西洋の中央に位置する群島国家カーボベルデ、特にサール島は、カイトサーフィン界において「聖地」の一つとして知られている。ミトゥ・モンテイロやアイルトン・コッツォリーノ、マチュ・ロペスといったレジェンドライダーたちの故郷であり、ストラップレスの進化を支えてきた場所である。また、GKA Kite World Tourのウェーブイベントが頻繁に開催される場所としても有名であり、世界中のトップライダーが集結する舞台となっている。
風のシーズンとコンディション
主なシーズンは11月から5月にかけてで、特に1月から3月頃がピークとなる。北東から吹く貿易風が安定しており、風速は約7.5から13m/s(15から25 knots)程度が一般的だが、条件が良い日には15m/s(30 knots)を超えることもある。
- ポンタ・プレタ: 世界屈指のライトハンドの波が割れるポイント。完璧なオフショアの風が吹き、クリーンなバレルや大きなウォールを形成する。
- Kite Beach: 島の東側に位置し、サイド・オンショアの風が吹く。チョッピーな水面をキッカーとして利用して、フリースタイルやビギナー、中級者のトレーニングに最適な環境である。
アクセスとローカルルール
拠点は島の南端にあるSanta Mariaの町となる。
- ポンタ・プレタの注意点: 波が岩場に非常に近いため、カイトを落とすと深刻なダメージを受けるリスクがある。また、風がオフショアになるため、カイトの再浮上が難しく、レスキュー体制の確認が必須である。岩場付近にはウインド・シャドーが発生しやすいため、高度なカイトコントロールが要求される。
- ローカルへの敬意: 世界中からプロが集まるスポットだが、地元のキッズやローカルライダーたちが非常に高いレベルでライディングしている。海の中ではライト・オブ・ウェイを厳守し、ポジティブなバイブスを保つことが求められる。
ライディング環境
サール島は地形の多様性に富んでおり、1日で全く異なるコンディションを楽しむことが可能である。GKAのツアーが開催される際も、波のコンディションに合わせてポンタ・プレタとKite Beachが会場として使い分けられる。
- Wave: ポンタ・プレタは世界最高峰のポイント・ブレイクを提供し、WSL(World Surf League)の大会も開催されるほど波の質が高い。
- フリースタイル: Kite Beachはクロス・オンショアの風で、チョッピーな水面を利用したストラップレス・フリースタイルの練習に最適である。
周辺施設・ショップ
Santa Maria周辺には多くのカイトスクールやショップが点在している。
- Mitu & Djo Kite School: ミトゥ・モンテイロが運営するスクール。
- Kite Beach Kite School: ビーチに直接アクセスできる施設。
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