トゥーツィーロール / ダムダム(Tootsie Roll / Dum Dum)

概要と構成

トゥーツィーロール(Tootsie Roll)は、トー・サイド(つま先側)からのフロントロール(前方宙返り)に、バックサイド(背中側)への180度スピンとブラインド着水を組み合わせたトリックである。この回転をさらに進め、空中でバックサイド360度のパスを完了させるのが「ダムダム(Dum Dum)」である。

元々はウェイクボードの伝説的ライダー、シェーン・ボニファイ(Shane Bonifay)が13歳前後の時に考案した。彼が好きだったキャンディ(Tootsie RollとDum Dums)の名前に由来しており、カイトサーフィンのフリースタイルにおいてもテクニカルでスタイリッシュなトー・サイドトリックとして愛されている。

メカニズムとコツ

  • アプローチ: トー・サイドでしっかりとエッジを効かせ、カイトを安定させた状態でアンフックする。
  • ポップとロールの始動: 水面を蹴り出し、頭と上半身を前方に投げ出すようにしてトー・サイド・フロントロールを開始する。
  • 回転の切り替え: スケアクロウやクロウ・モブのようにフロントサイド(前側)に回るのではなく、空中で肩を引いてバックサイド(背中側)へのスピンを開始する。
  • ハンドル・パスとランディング: 空中でバーを背中側に引き付けパスを行う。トゥーツィーロールの場合はカイトに完全に背を向けた「ブラインド」の状態で着水し、ダムダムの場合はさらに回し込んでヒールサイド(または再びトー・サイド)で着水する。

派生トリック

  • ダムダム5(Dum Dum 5): ダムダム(360度)にさらに180度追加し、バックサイド540度回転を行う超高難易度トリック。

代表的なライダーと名シーン

ナタリー・ランブレヒト(Nathalie Lambrecht)は、GKAワールドツアーにおいてこのトリックを強力な武器にしている。ヒールサイド偏重になりがちな競技フォーマットの中でトー・サイドトリックの重要性を再認識させ、トゥーツィーロールを自身の代名詞として高得点を叩き出した。

また、中野 広宣もこのマニアックでスタイリッシュなトリックを好んでメイクする代表的なライダーの一人である。

トム・コート(Tom Court)などのスタイルマスターも自身のチュートリアル動画でこのクラシックなトリックの魅力を解説しており、フリースタイル愛好家の間で根強い人気を誇っている。

検索用エイリアス: Tootsie Roll, TootsieRoll

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