概要
2019 GKA グラン・カナリア・フリースタイル・ワールドカップは、スペインのグラン・カナリア島プラヤ・デ・バルガスで開催された、GKAカイトワールドツアーのフリースタイル種目である。本大会は2019年6月中旬に行われ、同シーズンのフリースタイル世界選手権において重要なストップとして機能した。
開催地とコンディション
グラン・カナリア島特有の強い風とチョッピーな(波立った)水面が特徴とされるが、本大会は気まぐれな風に大きく翻弄されることとなった。大会2日目は風の上がりが非常に遅く、ヒート開始が夕方18時にもつれ込んだ。そこから日没ギリギリまでヒートを消化する過酷なスケジュールとなり、選手も運営も極限の集中力を試された。
また、大会中に行われた女子Heat 7では、風が急激に弱まったため、ジャッジの判断により3回目のトリック終了時点で急遽ヒートがキャンセルされるなど、波乱の絶えない展開であった。
フォーマットと出場選手
今大会では、風が限界を超えて強くなった場合に備え、フリースタイルとビッグエアのトリックを複合的に審査する特別ルール「オープンフォーマット」が用意されていた。しかし、結果的に風がそこまで吹き上がらなかったため、このルールが適用されることはなかった。
ハイライト・名勝負
男子部門では、最終日に風が完全に落ちてしまい、敗者復活戦を含むダブル・エリミネーションを最後まで消化できないという異例の事態が発生した。これにより、準決勝に進出していた8名全員が「共同1位」として大会を終える劇的な幕切れとなった。また、大会2日目の非常に軽くて扱いづらい微風コンディションのなか、リアム・ウェイリーが抜群のカイトコントロールでHeat 15を突破した場面が印象深い。
女子部門では、ミカイリ・ソルがクリーンなハートアタックやバックモブをメイクし、合計29.47点を叩き出して優勝を飾った。2位には、フロントブラインドなどで8.07点という高得点を叩き出し安定したライディングを見せたブルーナ・カジヤが入り、怪我からの復帰後初の表彰台を獲得した。3位争いは熾烈を極め、リタ・アルナウスがラスト2回のアテンプトをクラッシュした隙を突き、最終アテンプトでバックトゥブラインドを決めたオランダのピッパ・ヴァン・イアーセルが僅差で3位を奪取した。
大会の詳細結果を表示(ネタバレ注意)
男子部門最終結果(同率1位)
- 1位:ジャンマリア・コッコルート(イタリア)
- 1位:アーター・ギユベール(フランス)
- 1位:リアム・ウェイリー(スペイン)
- 1位:マクシム・シャブロー(スイス)
- 1位:ルイス・アルベルト・クルズ(ドミニカ共和国)
- 1位:ヴァレンティン・ロドリゲス(コロンビア)
- 1位:カルロス・マリオ(ブラジル)
- 1位:セッチ・テイシェイラ(ブラジル)
女子部門最終結果
- 1位:ミカイリ・ソル(ブラジル)
- 2位:ブルーナ・カジヤ(ブラジル)
- 3位:ピッパ・ヴァン・イアーセル(オランダ)
- 4位:リタ・アルナウス(スペイン)
検索用エイリアス: 【2019年】スペイン・グランカナリア: GKA Gran Canaria Freestyle World Cup, 【2019年】スペイングランカナリア:GKAGranCanariaFreestyleWorldCup
