2019 GKA カイトサーフ・ワールドカップ・カーボベルデ

大会概要

2019年のGlobal Kitesports Association (GKA) カイト・ワールドツアー・シーズンの開幕戦として、カーボベルデ・サール島のポンタ・プレタで開催された。日程は2019年2月25日から3月3日。世界各国から39名の男子ライダーと13名の女子ライダーが参加した。

会場のコンディション

ポンタ・プレタは、パワフルなライトハンドのポイント・ブレイクとオフショアの風で名高いサーフブレイクである。浅い岩礁(リーフ)がむき出しになるボトムの特性上、ミスが許されない危険なポイントでもある。そのため、ストラップレス・フリースタイルよりも純粋なウェーブ・ライディングに理想的なコンディションが提供された。不安定な風によってヒートがキャンセルされる場面もあったが、オフショアによって美しく整えられた波のフェイスは、選手のポテンシャルを引き出した。

ハイライト

男子部門では、シングル・エリミネーション序盤でアイルトン・コッツォリーノがジェームズ・カルーに敗れる波乱が起きた一方、地元カーボベルデのレジェンド、ミトゥ・モンテイロがバレルと垂直なターンを連発し、ラウンド5で9.17および9.23というビッグスコアを叩き出してシングル・エリミネーションを制した。続くダブル・エリミネーションでは、アイルトンがセバスチャン・リベイロ、フランチェスコ・カプッツォ、マチュ・ロペス、そして準決勝でジェームズ・カルーを破る4連勝でリベンジを果たし決勝へ進出。決勝ではミトゥとアイルトンの地元頂上決戦が実現し、深いチューブライドとエアリアルを決めたミトゥがスーパーファイナルを許さず一発で勝利を収め、母国開幕戦の王座に輝いた。

女子部門では、シングル・エリミネーションを制したムーナ・ホワイトに対し、ダブル・エリミネーションで4ヒート連続勝利の快進撃を見せた地元ポンタ・プレタ拠点のポルトガル人ライダー、イネス・コレイアが決勝で挑戦。ムーナは流れるようなターンと的確なセクションでのヒットで女子大会最高のコンボスコア(16.04点)を叩き出し、再戦(スーパーファイナル)に持ち込ませることなく圧巻の大会2連覇を達成した。

アクシデント

ジョー・シアストゥラの「カーボベルデ、ノー・ストレス。それがこの島のやり方さ」という言葉に象徴される島特有の陽気なバイブスとは打って変わって、海の上では過酷なコンディションが選手を苦しめた。フランシス・ケリーがポンタ・プレタの波のリップに激しく叩きつけられる場面があるなど、常に危険と隣り合わせのタフな大会となった。

名言

「カーボベルデは現在のサーフィン界におけるブラジルのような存在で、基本的には rippers たちがお互いに刺激し合って育つ場所なんだ」

— ジョー・シアストゥラ

「この大会は歴史に残るだろう。だからこそカーボベルデはカイトサーフィンをするために世界で最も素晴らしい場所の一つなんだ」

— ジョー・シアストゥラ

「ここで2年連続の優勝を果たせて本当に素晴らしい気分。間違いなくタフなバトルだった。多くの女子が ripping していたし、イネスは一日中燃えていたわ」

— ムーナ・ホワイト

大会の詳細結果を表示(ネタバレ注意)

男子

  1. ミトゥ・モンテイロ
  2. アイルトン・コッツォリーノ
  3. ジェームズ・カルー
  4. マチュ・ロペス

女子

  1. ムーナ・ホワイト
  2. イネス・コレイア
  3. ヨハンナ・カタリーナ・エディン
  4. シャルロット・カルペンティエ

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